二人で読む物語　The First Christmas ②

The First Christmas ②

2003/12/21 二人の過去コメント : 0

彼女が言うとおり、本当に過去はしっかり清算して新しい恋を始めるべきだよね！？
昔の彼女にまつわるものなど、いつまでも持っているなんてルール違反だ…

本当に、相手の気持ちを逆なでするような行為だなと今の僕は思う…

でも当時の僕にはそういうことがわからなかった…

本当に馬鹿な男だなと改めて思う…

ごめんなさい…m(_ _)m

初めてのクリスマスデートのことは本当に僕もよく覚えている。
その翌年も…そのまた翌年も同じ場所でクリスマスデートだったけど、やっぱり最初の年のことが一番印象に残っている。

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その日は朝からすごい雪！＾＾　
なんと温暖なことで有名な僕らの地方でも朝から雪が積もっていたのだ！　
もうびっくり！

下道をＩ岬に向かってドライブ…
その途中でも雪が激しく降って、このまま帰れなくなるんじゃないかと心配したほど！　
で、半島の先端のリゾートホテルで横殴りの雪を眺めながらのランチ。
なんか遠い雪国に来てしまったような錯覚に陥ったよね？

それから目的地のテーマパークに到着…
そのころには雪もやんで本当に年甲斐もなく、お互い独身の恋人同士のようにキャッキャッとはしゃぎながらアトラクションを満喫…

遊び疲れて夕食食べて

「じゃあ、観覧車に乗ろうよ！」

と店を出たその時！

ふわふわと舞い落ちる雪の華…
見上げると漆黒の空を細かな雪が僕らを祝福するように乱舞していた…

「雪の華」がヒットした年…
「ホワイトクリスマスだね！？」って二人で見上げた夜空…
観覧車の中で僕は誠の指にリングを嵌めた…
誠は僕にＺＩＰＰＯをくれた…

あの、食事の後空から舞い落ちてきた雪の華…
今でも鮮明に目に浮かぶ…

観覧車の中でのプレゼント交換…

君の指に嵌めた指輪…

僕は心の底から、この人だけを愛していこうと思っていたよ…

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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