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Author:海（♂） カテゴリー
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The First Christmas ①海と付き合いだして4ヶ月…喧嘩を何度も繰り返し、その度に話し合い理解を深めていった。 そして… はじめてのXmasの時期が近づいてきた。  誕生日の挽回なのか、海は色々考えてくれていた。 一番のポイントはプレゼント。 彼は指輪をくれると言った。 なぜ先に言ったのか？ それは私の指輪のサイズが７号で店頭には殆ど出ていないから。 とあるアクセサリーショップに入り、彼と指輪を選んだ。 結婚指輪はとっくに外してしまっていた。 その時にしていたのは自分で買ったVカットのシンプルな指輪。 それに重ねられるものが欲しいと思った。 普段していられるように。 色々迷い、ゴールドの細いリングに少し変わったデザインでダイヤがついている指輪を選んだ。 サイズ直しを頼むときにお店の人が、 「奥様にですか？優しいご主人ですね！？」 と言った。 嬉しいような、恥ずかしいような、後ろめたいような… でき上がりはギリギリXmasの時期。 続きを読む前にぽちっと・・・よろしく！＾＾ ↓  Xmas当日に会えるはずもなく、その前にデートの日を決めた。 場所は隣の県の遊園地。 夕方から入園し、アトラクションに乗り、夕ご飯を済ませた。 観覧車に乗ろうと外に出たら… 夜の空から雪が舞い落ちてきた。 まるで映画のワンシーンのように。 そのとき流行っていた中島美嘉の「雪の華」の歌詞のようで思わず涙が出そうになった。 その雪を見ながら観覧車に乗り夜景を見ながら彼は私の左手の薬指に指輪をはめてくれた。 私からはZIPPOのライター。 限定物でナンバリングをしてあるもの。  なぜライターにしたのか？ 彼は知り合った時からスマイルマークのZIPPOをいつも持っていた。 どうしたの？ と聞くと、自分で買ったんだと言っていた。 でもある日、ポロっと本当のことを言った。 私と知り合う前に少し付き合った女性にもらったと。 それってルール違反じゃない？ 私と会うときに昔の女性からのものを持ってくるの？ 喧嘩になった。 そしてそれを捨てるように彼に頼んだ。 だから私は新しい私が買ったライターを彼に渡した。 コメントの投稿
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