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Author:海(♂) カテゴリー
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意味のない会話をいたしましょう「女々しい男でいこう」という片瀬京子氏のコラムを読んだ。 以下その全文を引用すると・・・・ 意味のない会話をいたしましょう 片瀬 京子 受像機としてよりも、バスタオルをひろびろと干す場として重宝されていることの方が多い我が家の37型が本来の役目を果たしたのは、私がここでこういうことを書いていることを知っている、知人からの連絡があってのことでした。 ご覧になりましたか、NHKスペシャル。「シリーズ 女と男」という番組です。 1月11日と12日、それから18日の3回に分けて放送されました。キャッチコピーの「最新科学が読み解く性」という小難しい雰囲気にちょっとたじろぎましたが、実のところはとてもとっつきやすい番組でありました。 中でも私がかぶりついて見たのは、第1回の「惹かれあう二人 すれ違う二人」 ありがたいお知らせを携帯メールで受けて、この時間帯にテレビの前にいそうな何人かの知り合いに「NHKで面白そうな番組やるよ」とメールしてテレビをつけると、 1993年の発売時に一世を風靡した「愛はなぜ終わるのか? 結婚・不倫・離婚の自然史」の著者も登場しておりました。 番組の前半は、男女はそれぞれお互いのどこを見て惹かれあうのかとか、恋愛中はどのような思考回路になりがちなのか、そしてそれに性差はあるのかとか、また、4年で離婚するカップルが多い(国連の統計でもそうなんだそうです)のはどういう理由に基づくと考えられているかなど、もっと若いうちに知っておきたかった、いやそれを知ってしまっていたら青春は楽しくなかったのではないかと思わせるような話が続きます。
そして、ワシントン州立大学のジョージ・ゴッドマンさんという先生が現れます。彼は、「目の前のカップルが離婚するかどうかは、会話のパターンを分析すれば、85%の確率でわかる」といった意味のことを言いました。 ホントに? と思いますよね。 なぜ、そんなことがわかるのか? どうやったら、わかるのか? ゴッドマン先生は、カップルに、ふたりっきりで15分間話をさせ、その会話を分析します。 興味津津!と思ったところでメールです。 「ふたりで15分間話ができるって時点ですごいと思う。俺には無理」 送信者は40代後半男性。既婚者です。 あらまあそういうもんなんでしょうか。 という私の感慨はさておいて、番組は進みます。 ゴッドマン先生が、話を聞き始めて早々に「これはアウト」と判断したカップルの会話のパターンは、以下のようなものでした。 もともとは、お互いの関係を良くしようとして始まったのですが・・・。 男:(ある事実について)女性の行動を批判する。 例)こういうことをするのは間違っているのではないか。 ↓ 女:男性の発言から自分の身を防御する。 例)なぜそんなことを言うのか。私の何が悪いのか。 ↓ 男:自分の発言を正当化するため、第三者の視点を持ち出す。 例)悪いのが分からないのか。みんなおかしいと思うに決まっている。 ↓ 女:見下されたと感じて悲しくなる。 例)どうして私のことをそんな風に決めつけるのか。 と、こんな感じで、話を避けるようになる。 それが離婚につながる、というものでした。 ちなみに、会話を打ち切るのは85%が男性だそうです。理性的に話ができなくなって、本能的にそういう行動に出るのだ、というのがゴッドマン先生の解説でした。 そしてさらにゴッドマン先生は、こうやって会話が噛み合わなくなるのは、「男性側が女性の気持ちを読み違え、余計なことをするのが原因だ」とおっしゃいました。 さらに、「男女の間の会話では、男性の方こそが、上手にコミュニケーションをとるべきだ」といった趣旨のことも言われました。 このあたりでうーん、と私は思います。失敗したかなと思います。 いえ、学説にどうこうということではなく、この番組を見ることを、勧めてしまったことについてです。 「NHKで面白そうな番組やるよ」とメールした相手はすべて男性でした。 いくら実験に基づいた分析とはいえ、これだけ一方的に男性がこき下ろされているともとれる番組を見て、男性陣はどう思うのだろう。 などという私の動揺とは無関係に、番組は進みます。 男性同士の会話には、解決すべき問題はあるか→その問題を解決するにはどうするかという流れがある。 一方、女性同士の会話は感情のコミュニケーション。会話の目的は、感情を共有すること。(by 番組) 画面に映るカップルのうちの男性に、カウンセラーらしき人がアドバイスします。 「あなたは彼女を分析しなくていいの。気持ちを聞けばいいの」 彼は彼女を分析しなくていい。では彼女は彼をどうすれば? だって番組に、こんなに男ばかりが責められて、気まずい。と私は思っているわけです。 「お前こんなの見ろってことは普段の俺が悪いって言いたいのか」なんて誤解されたら、やっぱり悲しくなりますから。 番組終了後に控えているであろう会話を前に、私はそのノウハウを番組に求めます。 しかし、男性が変わるしかないということのようです。 「違いを知り、受け入れる努力をすることが大事なのだ」という結論でもって、番組は終わりました。 男性はこの番組をどう見たか、という恐怖心は大きくなるばかり。 メールが届きました。 おそるおそる開けてみます。 さっきの40代後半既婚者からでした。 「なんとなく実感としてはわかってたことばっかりだったな。自分だったら、ああやって赤の他人の手を借りなくても、夫婦間の危機は克服できると思う」 怒られずにちょっとほっとしますが、同時に不思議な気持ちにもなります。 つまり、俺は違うんだ!ってことなんですね。 しかし、本当に違うのでしょうか。 あの男性の気持ち、理解できました? 私の問いかけへの返事は「理解できない」でした。 本当に、理解できないのでしょうか。わかっているのに、わかっていないふりをしているのではないでしょうか。 などとちょっと疑心暗鬼になる私。すみません、根性曲りは昔っからなのです。 そこへまた、メール着信。 今度は30代後半既婚者です。 「面白かった?」 彼がこういう物言いをするときは、過去の例に照らし合わせてみるに「俺には面白くなかった」という意味です。 恐る恐る真意を質します。 「まあそういう男もいるかもしれないけど、括ってほしくないね」 そうですよね。でも、実験を重ねたところそういう傾向がある、という話であって、なにがなんでもすべてそう、という話ではないわけですし。 「君は納得したわけ? あの番組の結論に」 納得、ですか。 うーん、ああそういう風な実験結果があるんだな、と。そして、これは男性には受け入れらなさそうだな、と。 「なんだか科学的じゃない気がするんだよな」 ほかにもメールはいただきましたが、ご紹介は割愛いたします。つまり、私の周りでは、以上お二方に代表される意見に、集約されたということです。 受け流すか、俺を規定するなと腹立つか。 どちらも、ゴッドマン先生の言う男性一般に、自分は含まれないもんねという共通認識を持って、番組の結論に対してもの申しているんですね。 もし結論が逆だったら、つまり女性が変わるべきだという話であったら、私もそう思っていたかなと考えます。受け流すか、決めつけるなと怒るか。 しないんじゃないかなあ。 物わかりがいいふりをするつもりはありませんけど。 でも、少なくとも私の周りの男性は、そうは受け止めなかったようです。 まるで男女のコミュニケーション・トラブルの原因は、男性ばかりにあると言われたようで。 まるで自分たち男だけが、批判されているようで。 批判されるから防御する、見下されたと思って悲しくなる。 あれ、これってどこかで、と言いますか、ちょっと前に書き起こした「離婚につながる」会話のパターンですね。 そうなんです。 男友達と私とは、図らずも番組が提示していた、「男性が会話に求めるもの」と、「女性が求めるもの」との違いを再現してしまったわけなんです。 私がもともとメールを入れたのは、結論を出す出さないはおいておいて、お互いに感想を述べ合って、ああでもないこうでもないと、話し合ってみたかっただけなんですけれど。 そんな会話でいいの? って男性は思うのでしょうね。 はい、そんな会話でいいんです。 でもきっと男性陣は、番組で指摘されていたように、何らかの結論を出さないとならないと思ってしまっていたんですね。 こちらとしては、「こんなこと研究してる人がいるんだね」とか「エンジニアと弁護士のカップル(番組でフィーチャーされていた夫婦)ってどれくらい稼いでるんだろうね」とか「そんなこと一方的に言われても困るよね」とか、そういう会話で、よかったんですけどね。 くだらない、意味のない会話、しましょうよ。 男性同士では、よくやっているではないですか。あれに混ぜてほしいんですけど、そうはいかないのでしょうか。 切ないなあ。 気分を変えるため風呂に入り、髪を拭いて冷蔵庫を開け、缶のビールを取り出します。タオルはちょっと定位置に。後で洗いますので。 番組を、実証とまではいかないけれど、追体験できたのはよかったかなと思います。 カップルでこの番組を見ていた人たちはどういう感想を伝えあっているんだろう。また、職場で話題になったとしたら、どういう雰囲気になるんだろう。 職場では話題に、ならないか。 というのもこの手の話題は常に、男女間では荒れるものだということを、なんとなくみんな、わかっているから。 でもいつまでたってもそのまんまでは、もしかしたら分かり合えるかもしれないことも、ずっと分かり合えないままな気がします。 頑張りましょう。 僕もこの番組は見た!^^ 納得することが多かったし、自分と女性とのこれまでの様々な場面に当てはめてみて「ああ、この通りだなぁ」と納得させられることのほうが多かった。 だから、片瀬氏の文中に登場する男性のように「自分は違うぞ!」ということは余り感じなかった。 でも、だからと言って自分を簡単に変えられるものでもないと思った。 「男と女」・・・・分かり合うのは本当に難しいことのようだ! 去年の今日 |
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こんばんゎw
そんなミラクルは…
無理だと思うww
だって、
男と女だものwwwww
(説得力なし!
ァタシは 『こんなこと研究してる人がいるんだね』
と、誰かが言うたコトと 同じコト思ったww
>男と女解り合えるなんて
>そんなミラクルは…
>無理だと思うww
まったく同感ですな。
理解しようと努力はします・・・
でも無理です!
そのうえでお互いの違いを受け入れること・・・
それが思いやりではないかと?
「くれない族」になったらおしまいです。うふ♪(* ̄ー ̄)v