二人で読む物語　最初…①

最初…①

2003/08/18 二人の過去コメント : 0

私＝誠が海と知り合ったのは2003年８月。
彼が持っていたサイトでだった…

そこには女の子が沢山訪問してて掲示板は女の子の書き込みばかり。
彼がどこに住んでるのかも知らずにメールを送った。

その頃、旦那とはすでに家庭内別居状態。
所謂仮面夫婦。
子供のための家族。

心の居場所がなかった。
寂しくて仕方がなかった。
女として誰かに愛されたかった。

そんなふうにして彼と出会った。

続きを読む前にぽちっと・・・よろしく！＾＾
　　　　↓

会える距離だなんて思わなかった。
メールで心を温めてくれたらそれでいい。

メールの内容はかなりエッチな内容だった。
妄想も入ってたし。
でも会わない相手だから書けた。
会うはずがないって思っていたからメールができた。

そんなある日、サイトを見ていたら彼の住んでる場所が私の実家のすぐ近所だということがわかった。
驚いた。
もしかしたら知ってる人かも知れない。
どうしよう。

彼にメールをした。

「東京だと思っていたら、私の実家の近くなんですね…？」

きっと彼も驚いたと思う。
そして暫くして届いた彼の写真とメール。

「夏休み最後の日、暇なんです。
その日しか空いてないんです。
もし暇なら電話下さい。」

そんな内容だったと思う。
どういう意味なのか？
会いたいとは書いてない。
でも暇だと書いてある。
会える距離ってこともわかってしまった。

私はどうしたらいいの？

今思うと、本当に偶然が始まりだったんだなと思う…

僕のサイトを誠が見つけ、メールをしてこなかったら？
もしもそれ以前に、誠と前彼とが疎遠になっていなかったら？
またまた…

下手な男とのつまらぬ出会いをしていなかったら？

今の僕らはなかったのだと思う…

その意味で、恋はいつでも突然始まる！

のだと僕は思う…

by　海

恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。

　伊藤左千夫 | 愛 |

②へ

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

04 | 2024/05 | 06

日

月

火

水

木

金

土

二人で読む物語

スポンサーサイト

最初…①