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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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馬鹿っぷる?

昨日、某掲示板に馬鹿っぷると宣伝してもらったおかげですごいアクセスでした。
でもIP書くぞって書いた瞬間、その記事は消されてました。
ちっせーヤツ

確かに私たちは見る人たちから見たら馬鹿っぷるなのかもしれない。
でもね、その立場になって同じ目線から見て馬鹿っぷるって言われるなら仕方ないけど、全く何もわからない人に馬鹿っぷるなんて言われたくない。

じゃ、そう思ってる人って、自分たちが正しいと思ってるのかな。
自分は真剣に誰かを愛して守ろうとしてるのかな。
真剣に生きてるって言えるのかな。
だったらなんでここを見るの?
満たされない何かがあるからでしょ?
優越感に浸りたいだけかもしれないけど、自分は馬鹿っぷるとは違うぞって。



私の両親はどっちも所謂名家と言われる家の出身で絶えず人から見られることを気にして生きてきた。
「いい子」でいることを強いられ、みんなが悪いことを覚える時期に全てそれを否定され、男性と付き合うことも認めてもらえなかった。

男友達とプールに行くと言えば「混浴と同じ」だと反対され、やることなすこと全て否定されて親が思うままに生かされてきた。
自分たちが結婚した年齢を超えると、なぜ結婚しないのかと言われ、見合いを山ほど持ってこられ、挙句、自分たちが反対して婚期を逃がすと後から恨まれると言われた。

半分ヤケになって結婚したんだと思う。
私の中では何がいいことで悪いことなのかもわからなくなっていた。

その反動が出たのは結婚してから。
親から離れたとき。
結局は愛してると思って結婚したのに、気付いたときは子供もいて離婚は言えない状況だった。

そして彼と巡り合った。
彼に会って、初めて自分の意思を伝え、言いたいことやりたいことを言える相手に出会えた。

今までSEXは子供を作るためだけだと思っていたのに楽しむことを教えてくれたのも彼。
私を本気で守ってくれたのも彼。
生きていると実感させてくれたのも彼。

何度も喧嘩もしたし、別れたし、でもきっと結婚というカタチはとらないけど、彼がいなかったら私はきっと死んでいたのと同じだったと思う。

「俺の前だったら泣いていいから」と言ってくれた彼。
仕事で疲れているだろうに、携帯代も奥さんからチェックされているだろうに、私の愚痴に付き合ってくれて、笑わせてくれる。

私が傷つけば同じように自分も傷ついた気持ちになって怒ってくれて、どれだけ癒されたのかわからない。

前にも書いたけれど、ここは私から海へのラブレター。
知り合って今までの、そしてこれからの、二人のことを忘れないための覚え書き。

馬鹿にしたければ馬鹿にすればいい。
それでも私は彼に知り合ったことで生きていることを実感することができて、誰かに必要とされていることを実感することができる。

あなたは愛する人が辛いとき、一緒に泣けますか?
あなたは愛する人が苦しいとき、一緒に怒ることができますか?

私たちは出会った時期が遅かっただけ。
いい訳だと言われても、ただそれだけ。

私は生きている。
この世に私を必要としてくれる人がいる。
それを教えてくれたのは海、あなたただ一人だけ…



エロ日記を期待してた人、ごめんなさい




テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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何だか・・・そうなんですよね(なにが・・・!)
2人の繫がりというものをしみじみ感じました。
きっとね、みんな自分の居場所を探してるんですよね。
それで見つけた人ってとても幸せなのだと。
いつも拝見してて嬉しくなってしまいます^^
2006/09/16 美月 URL 編集
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