二人で読む物語　「69 sixty nine」②

「69 sixty nine」②

2004/07/12 二人の過去コメント : 0

「ちょっと今日の映画はがっかりだったなぁ～」

とぶつぶつ僕が文句を言っていると…

「まあねぇ…私は妻夫木君が見られればそれで満足だったけど…」

「題名が６９なんだから…ちょっと誤解しちゃったし…」

「もぉ…Ｈなこと考えたんでしょ！？」

「だって…しょうがないじゃん！」

「1969年のことだってのは私も知らなかったけどね…」

「だろ！？」

「海はいくつだった？」

「なにが？」

「1969年！」

「小学生…」

「きゃは！　私なんか赤ちゃんだった！」

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「ふん！　怒るぞ！」

ちょっとすねた振りをしてみる。

「やぁん！　ごめぇん！」

誠はそう言いながら着ているものを脱いだ。

あれ？　やけに今日は色っぽい下着だな…

なんて僕が思っていると…

「ごめんね？　私の見たい映画に付き合わせちゃって…」

珍しく殊勝なことを言いながら僕の服も脱がせる誠…
誠の手ですっかり裸にされた僕は、ベッドの上に押し倒された。
そして彼女は僕の上にまたがると…

「映画が69だったから、海にもしてあげるね！」

と言って天をつく僕のものにむしゃぶりついた。

「う！　ううっ…」

予期せぬ急展開に思わず僕は呻いた。

つづく…

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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