そうして前の彼とは終わり、海との本当の付き合いが始まった。
あの時気になった彼の名前。
ずっと考えていた。
ふっと思うことがあり、妹に電話をした。
そう、妹がお世話になった人に同姓同名がいたから。
ビンゴだった。
縁?
赤い糸?
運命?
わからない。
だけどお互いに気付かなかっただけで、たぶん私たちは一度会ったことがある。
彼に話したら驚いていたけど、もしかしたらこうなる運命だったのかもしれない。続きを読む前にぽちっと・・・よろしく!^^
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まだ誠のことをよく知らない…
だからまだ名前や仕事など全てを打ち明けられずにいた僕にとって、別の男と彼女が繋がりのあることを打ち明けられたことは、正直ショックだった。
「天秤にかけられてるんだ…」
と思うと、ちょっと腹立たしくもあった。
その思いはその後もずっと僕の心にトラウマのように残ることになる。
でもいずれにせよ、中途半端なままでは彼女との先はないと思うと、僕の踏ん切りはついた。
自分を守っても仕方がない…
僕はこの人とこれからずっとつきあっていこう!…と心に決めた。
3度目のデートで、名前も仕事も全てを彼女に打ち明けた。
彼女の妹と、過去に接点があったことを知らされたとき正直びっくりした。
同時に「なんて世の中は狭いんだろう!?」と改めて思った。
彼女との出会いは運命だったのか…そんな気もした。
彼女に自分の全てを打ち明けたその時以来…
彼女はもう僕にとっては、特別な存在となった。
by 海
テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト