二人で読む物語　悲しい嘘

悲しい嘘

2006/04/10 誠の日記コメント : 0

元彼が言ってたことは、殆どが嘘だった。
それは元カノのブログでわかったこと。
だけど、その嘘はどこかでわかっていたような気がする。

彼女がしつこくて携帯を変えたのに最近どこからかばれて掛かってくる。
それも嘘だった。
でもこれもどこかでわかっていた。

騙されているとわかっていても、ずっと騙されていたほうがよかったような気がする。
でなければ嫌いになるくらいの嘘をついて欲しかった。

嫌いになって、憎んで、恨んで、もう忘れて過去にしたい、そう思えるような嘘を最後について欲しかった。

私を愛おしいと思う気持ちがあったのなら、それくらいのことをしてきっぱりと気持ちの整理をつけさせて欲しかった。

○○、嘘をつくのつらかったでしょ？
彼女と私と両方に嘘をついて、愛してる彼女のことを悪く言って、辛かったでしょ？
それはあなたが背負っていかなきゃいけない辛さなんだよ。
私の辛さ、そして彼女の辛さの原因はあなたなんだから。

元カノから知る悲しい嘘に、私の心張り裂けそうになる。
心がギシギシと音をたてて泣いている。
わかっていた嘘が現実になったとき、みんなはどうしているのだろう？
どうやって彼を嫌いになればいい？

携帯から消せない彼のメモリー。。。

テーマ : 日記
ジャンル : アダルト

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