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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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映画館で…④


「誠!…寝てるの?」

ふっと気づくと目の前に海の顔…

「ん?…どした?」

「どした?…じゃないよ…よかったね?…映画!」

「え?」

「ん?…いつから寝てた?」

「えっと…あのぉ…」

「まさか…」

「ごめん…ほとんど寝てた…じぇんじぇんストーリーわからん!^^」

明るくなった館内…疎らだった客がそれでも一斉に帰り始めた。







「ごめん!…ほとんど見れなかったから…もう一回見よ!?…ね!?」

わたしがそう言うと、海の顔がみるみる真っ赤に…

やば! 怒っちゃった?!^^;

「わかった…でもその前にお仕置きだからね!」

そう言うと、人気のなくなった館内で、いきなりわたしはスカートを捲り上げられた。

「やんッ!」

「あれ?…誠…今日はノーパンだったんだ!?」

え?…そんなはずないけど…? 確か穿いて家を出たはず…

だが現実にスカートを捲り上げられ、剥き出しにされてしまったわたしのあそこには、本来そこを覆っているべき下着がなかった。

「もう…エッチなんだからぁ~」

そう言うと、ぐいっとわたしの足を広げてしまう。

「ああんッ!…ダメだったらぁ~!」

そんな抗議もむなしく、割り広げられた股間に海の手がねじ込まれる。

「あんッ!…んんッ!」

「おや!?…もうこんなに濡れてるよ!」

海は嬉しそうな笑みを浮かべると、ズボンの前を開け大きくなったおちんちんを引っ張り出した。

「ふふ…これなら話は早いね!?…さあ、おいで!」

そう言ってわたしの体を自分の腰の上に引っ張り上げる海…

「わ、わかった…」

海の腰の上に跨る。
海のモノが濡れたわたしの陰部を刺し貫いた。

「ああんッ!…あ、ああッ!…い、いいッ!」

誰もいなくなった明るい館内で、わたしは歓喜の悲鳴を洩らした。
昂奮し激しい勢いで下から突き上げてくる海…
わたしはそんな海の顔を胸に抱き締めながら、でも本当にパンティはどこへ行ってしまったのか、そのことが気になってならないのだった。

「あんッ!…あッ!…あああッ!」

ふと気づくと、自分がいた座席の二つ隣の床が濡れていた。

え?…あの水溜まりって!?

夢の中でわたしが噴いてしまった潮なのだろうか?
だとしたら…まさかあの夢って…???
実は海も眠ってしまって、その間にわたし誰か知らない人に…犯されちゃったんじゃ!?

ま、いっか…

考えても仕方ないもんね…それに…夢でのHもとっても気持ちよかったし…ふふふ…

「あああッ!…誠!…もう僕、逝きそうだよ!」

その時、海が切迫した声で叫んだ。

(おしまい)





テーマ : 妄想
ジャンル : アダルト

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