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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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嘘つきの男たち

海を信じられなかったのには私の過去も関係していた。

若い頃、付き合っていた彼がいた。
その彼は私だけだと思っていたのに、気付いたら私の友達とも、そしてクラブに勤めてる女性とも付き合っていた。
所謂三股。

それを知ったのは彼がクラブの女性と結婚式だという当日。
彼の友達から聞いた。
私は騙されていたんだ…


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今思うとその彼は、無理やり口で要求して頭を押さえつけて精液を飲ませた。
それからそれがトラウマになってしまったけど、それが遊びだと見抜けないほど純情だった私。
彼の三股と結婚はかなりのダメージだった。

それからも付き合った相手は気付いたら友達とも寝ていたり、そんな人ばかり。
どの男も信用できない…

そして海と知り合う数年前、私は何気なく入ったメーリングリストのオフ会に出かけた。
そこのオーナーをしていた右○に一目ぼれをしてしまった私。
でもそこにはいっていたmichiyoという女性とつきあっているんじゃないかと思っていた。

どっちから言い出したのか、右○と私は夜何度か会うようになった。
でも何もなくただ車に乗って話すだけ。
「右○とmichiyoは付き合ってないの?」と聞くと、付き合ってないという右○。

怪しみつつ、信じるしかなかった。
でも何度会っても何もしてこない右○。
なぜ?
その答えは2度目のオフ会でわかった。

バーに先に集まっていた私たち。
そこにmichiyoもいた。
右○は他の仲間(女性)と一緒に入ってきた。
それを見たmichiyoは怒り狂って会費をテーブルに叩きつけて出て行った。
その時に私は二人は付き合っていると気付いた。

右○は慌ててmichiyoを追った。
私はどうしたらいいのか、ショックもありとりあえず事情を知っている友達に電話をするために一度店を出た。

電話をしているところに手を繋いで笑顔で帰ってきた右○とmichiyo。
やっぱり二人は…

右○を問いただしても、オーナーとして当たり前のことをしただけで付き合ってないといい続けた。
michiyoはそこから満面の笑み。

結局は二人は付き合っていた。
michiyoと私はライバルになった。
一度だけ右○とキスをしたことがあった。
私はmichiyoにそれを告げた。

michiyoは「やめてよ、右○は私の細胞の一部なんだから」と叫んだ。
頭がおかしいんじゃないかと思うくらいのヤキモチを妬くmichiyo。
きっとそこから抜け出したかった右○。

ドラマや小説以上の泥沼がそこにはあった。
毎日michiyoから電話攻撃。
右○からはなんでもないからというメール。
もう何が真実かわからない。
そのまま私は二人と縁を切り、メーリングリストをやめた。

そんな経験があって、簡単に男を信じられない私。
実はそれから数年たってつい最近、又右○から連絡があり、同じ泥沼を繰り返したのですが、それは又後日…

「俺を信じてくれ」という海をどうやって信じていいのかわからないまま付き合い続けた。
兎に角会って、SEXをして、そしてそれがエスカレートをして私も興味があったけどバイブを使い、嫌だったけど彼が喜ぶなら、と思い、写真も撮らせた。

いつ頃から穏やかになれたのかは記憶にない。
ヤキモチを妬いて喧嘩をして、その繰り返し。

騙され続けてきた私と、女性に不自由しなかった海。
信用するまでにはかなりの時間が必要だった…



テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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