翌11/29…
その日は僕が企画した会社のイベントごとのある日で、朝からとっても忙しかった。
そんな日に限って、早朝から彼女のメールが届いた…
「珍しくブログにコメント入ってるけど、誰?」
僕が彼女と復活する少し前に立ち上げた、彼女への思いを綴っていたブログに、珍しくコメントが入っていた。
そのコメント主は誰かと訊ねるメールだった。
それがその日…つまり朝から多忙を極めている日でなければすぐにメールも返せただろう。
でも僕は、そのコメントを確かめる余裕もないくらいに忙しかった…
それでもなんとか昼前には暇を見つけて彼女に返信した。
「朝からめちゃ忙しかったコメントは業者ですな…」
と返した…
しかし…
彼女からの返事はなし…
くそ忙しい中、せっかく返事してもなしのつぶてかよ!?…と思うと、本当にイライラした…
夜、会社帰りに電話は○か?と訊ねると、OKと返事が来たから電話すると…
「痛い!…救急行ってきた…」
「え?…どうしたの?」
「だめ!…痛い…我慢できなかったから…」
僕はおろおろしてしまった…
「今日はイベントで忙しかったから…」
と、ついつい言い訳してしまった僕…
後に彼女は、この時のことを…
「私には関係ない…」
と言った…
ろくに話もできずに電話を切った僕…
辛い状態の彼女に何もしてやれない自分にいらだちを覚え、無力感にさいなまれた…
テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト