二人で読む物語　ずる休み②

ずる休み②

2004/01/23 二人の過去コメント : 0

彼と喧嘩になって音信不通になって、別れるにしても直接話そう。
そう思って朝メールをした。
１時間でいいから、朝時間を作ってくれって。
彼が仕事を休めないことはわかってた。

けれどその時は、

「わかりました…」

とメールがきた。
私は彼のところまで慌てて高速を飛ばして行った。
連絡がとれなくてどれだけ心配したと思ってるの？
こういう関係だからそっちから連絡がなかったら不安になるのに。

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彼の車に乗り込み、延々話をする。
お互い別れたくない気持ちは同じなのに意地っ張りな性格。
相手が謝ってくるまでこっちから謝るものか。
そんな二人。

彼は１時間遅刻で出勤のつもりが、気持ちが仕事モードに戻らないからと半休をとり、私はバイトを休み、ドライブへ出た。
海が見える道を走る。
なんだか馬鹿らしくなってくる。
結局はお互い愛してるのに。

古すぎて営業してるのかわからないようなホテル　　に入った。

その日私が身につけていたのはレース使いのおしゃれなショーツだった。
喧嘩をしていても女はそういうところに気を遣う…
案の定彼は喜び、昂奮して…

それを脱がさないでいきなり襲ってきた。
恥ずかしいところを見られてしまう。

ああああ…いや！

誠…濡れてるよ！

自分でもわかってる。
もう彼のモノがほしくてたまらない！

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テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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