二人で読む物語　悲しい決断

悲しい決断

2006/05/10 誠の日記コメント : 0

昨夜あんなに泣いたのに、自分で決めたのに、今こうやって書きながらも涙が止まらない。

昨日彼に抱かれてすごくしあわせで、このしあわせがずっと続けばいいと願ったのは私自身。

だけど元彼に電話をして、元彼のブログを読んで、私が彼に抱かれても平気だって言ってたけど本当は平気じゃないって叫んでるのを知ってしまった。

ひ○はちゃんと一線を引いている。
彼に言わせると一線じゃなくて五線くらい引いてるんだって。
だから私が「音符書いちゃうぞ」って昨日笑った。

彼に抱かれて、今も余韻が残っている。
彼の声も、抱き方も…

「ねぇ、ひ○はヤキモチ妬かないの？」

と聞くと

「んー、天邪鬼だからなぁ、妬かない」

って言った。
それって、本当は妬くってことじゃない？
でもそれは言わなかった。
嫌いじゃない人が他の人に抱かれて平気な人なんて、本当にいるのかな。
ひ○は踏み込まれたくないから平気なふりをしているだけなんだと思う。

彼が入ってくるとすぐに私が感じちゃうから、ひ○はなかなかいけない。
だから

「膝が痛くなっちゃうよ」

って笑ってた。

「ほらほらこっち、俺が立ってればいいじゃん」

って私の体を誘導していく。
それでも体が逃げちゃうから「ごめんね」って笑う私。

だけど、抱かれれば抱かれるほど、ひ○を愛してしまう私がいて、きっとこのまま続けてれば踏み込んだらいけないところまで踏み込みたくなる。
過去にヤキモチも妬かないし、多くは望まない。
だけど、ひ○が踏み込まれたくない部分まで絶対に踏み込んでしまう。
その時にひ○は絶対に私の前からいなくなる。
それは私にだってわかる。

絶対にそれ以上は踏み込みませんって、私は約束できない。
だって愛してれば全て知りたくなっちゃうから。
だからストッパーが必要だった。
それが元彼のはずだった。

だけど、元彼も苦しんでる…このままでいいはずはない。

なんで元彼と別れたのか、それは元彼曰く、傲慢な愛し方だったから。
確かに全てとは言わないけど、元彼のペースだった。
抱かれてるときも、こんなに感じさせてやってるだろうって言うのが伝わってくる。
一緒に楽しむと言うより、彼のプライドを傷つけないようにって思ってた。
感じてる私を見るのが彼の愛し方なんだと思ってた。
だから彼がしたいように殆どの要求は呑んだ。
嫌がったこともあったけど、最終的には要求は受け入れた。
それに疲れていたんだと思う。
確かに別れたいと言ったのは元彼だけど、その時まめにメールをくれていた例の泥沼になった彼もどきに心が癒された。
だからさよならを受け入れた。

決して嫌いで別れたわけじゃない。

だからやり直すことはできると思う。
だけど、ひ○に抱かれてたようにあの楽しい時間が元彼と持てるのか、自信はない。

色々考えて、私はひ○を愛してるから、だから元彼のところに戻ろうと思った。
これ以上苦しまないように。
ずるいのかもしれない。
だけど、元彼は絶対に前のような愛し方はしないからと言ってくれる。
私が笑っていられるように約束するからって。

あの楽しくて笑っていられたひ○との大事な時間と引き換えに戻るんだから今度辛い思いをしたら、無言で去るからねって、彼への気持ちがいつ私の中からなくなるかもわからない、それでもいいなら戻るからって。
元彼はそれでいいって…

自分で決めたのに、涙がぼろぼろこぼれて、彼に愛された後だったから余計に辛くて、眠れなくて、ずっとやめていた睡眠導入剤を久しぶりに飲んだ。

今日は朝からどうやって自分の気持ちを整理しようか迷って考えて、でも答えなんか見つからない。
心は彼を求めてる。
こんなんで彼を忘れられるのかな…
それでみんなしあわせになれるのかな…

大好きなスピッツのチェリーが頭の中でぐるぐる回ってる。
「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ…」

今日が平日でよかった。
子供の前で泣いていられないから…
今日のブログは思ってることそのまま書くからって元彼（もう元はいらないのかな）に言ってある。
そして明日からの日記にはひ○の名前はもう出てこない…
どんな日記が明日から書けるのか今はわからない。

この決断が正解だったっていつかわかるときがきますように…

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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