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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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「ごめんなさい」と「愛してる」

お昼に日記に書いたとおり、彼と会ってきました。
電話ではお互いの家族がいてうまく話せないし、私たちは喧嘩したときは会って話すのが一番の解決策だから。

もともと私は海と別れることは考えていなかった。
きっかけは些細なこと。
それがお互い意地になり、後へ引けなくなった。
お互いの性格もよくわかっている。
彼は言葉通りとらえ、私は言葉遊びをする。
言い出したら引くに引けない私と、ごめんなさいをひたすら言って欲しがっている彼。
それはお互いがわかっていた。

でもきっかけがなかった。






今朝、メールで奥さんを抱いたことを知り、そのことがこれほどショックだとは思わなかった。
確かに怪しまれるし、何度も奥さんとしてくれるように頼んだこともあった。
でも奥さんが拒否をしてからはそのままになっていた。

私は奥さんは拒否すると思っていたし、受け入れたとしてもキスはしないだろう、キスはしてもあそこへはお互いキスはしないだろう、単なる挿入だけだろう、そんな風に思っていた。

昨日見たドラマで、人の不幸の上のしあわせは本当のしあわせではない、という台詞があった。
教会で式をあげずともしあわせだったという台詞も。

人の不幸=子供の不幸はお互いの子供にとって罪のないことで一番避けたいこと。
それで離婚して私はしあわせにはなれない。
でも彼はそれを口にしてしまった。

とりあえず奥さんを抱いたことで離婚は免れたらしいけど…
奥さんを抱いた、その一部始終を電話で聞き、メールで読み、本当にショックで放心状態だった。

彼に会って、車に乗ったら彼は手を繋いできた。
私はされるまま手を繋がれたけど、彼のその手で奥さんを抱いたんだ、私が頼んだことだけど、その手で奥さんのあそこを愛撫したんだ、そう思ったらとても汚いものに思えた。

待ち合わせた場所では人目があるから、ホテルへ行った。
ベッドに腰掛け、話をした。

「本当にしないと思ったの?」

と彼。

「うん…してもキスはしないと思った、キスをしてもあそこにはキスしないと思った…」

とぽつりぽつりと涙混じりに話す私。

「さっき手を繋がれた時、その手で抱いたんだと思ったら耐えられなかった…お互いを口で愛撫し、キスもして、私はもう海に抱かれることは無理かもしれない…」

そう言った。

彼は頭を抱えて、

「じゃ、どうすればよかったんだ?」

と言った。

どうしたらよかったのか、もうわからない。
どこから歯車が狂ってしまったのか…
どうすればよかったのか…

「私を抱きたい?」

「抱きたいよ!」

「それは奥さんのようにおとなしいSEXじゃなくて海の好みに乱れるから?」

「それもある…でも誠を愛してるからなんだよ!?」

わかってる。
奥さんを抱いたのも、私の気持ちが軽くなる為だってことも、海が私を愛してることも、全部わかってる。
だけど意地になってる私は素直になれない。
奥さんを抱いた彼に抱かれることは辛かった。

「シャワーに行こう…」

と言う彼に、

「一人で行ってきて、奥さんを抱いた体を綺麗に洗ってきて!」

と酷い言葉を投げつけた。
彼は一人でシャワーを浴びに行った。

彼が出てきてから、私がシャワーを浴びに行くとき彼はキスをしようとした。
でも私はわかっていても顔を上げられなかった。

シャワーをしてきても彼は私を押し倒すことなく、又ベッドに腰掛けて話を始めた。

「抱きたいんでしょ?抱いていいよ」

「抱かれたいって思ってるの?」

と海。

「わからない…」

頭の中がぐちゃぐちゃだった。
彼は、

「ベッドへ寝よう!?」

と言った。
私は素直にベッドに寝転がり、彼の腕枕に抱きしめられた。

彼の苦しみと辛さが体温を通して伝わってくる。
もう私も限界だった。
声をあげて泣いたのは子供以来かもしれない。
彼に抱きしめられて私は泣いた。
声をあげて泣きじゃくって、

「ごめんなさい!」

を繰り返した。

「誠が悪いわけじゃない…」

そう言いながら彼も泣いていた。
抱きしめられながらただ泣くしかできなかった。

彼は私を抱きしめ、キスをした。
荒々しく、そして愛おしさが伝わるキス。
泣きながら私は彼のキスに応えた。
そのまま…

「抱いて…」

と…

彼は狂ったように、

「愛してる…」

と言いながら私の体を愛撫した。
胸も、そしてあそこも慈しむように、感じさせるように、私の体を知り尽くした彼の愛し方だった。

「きて…」

彼は私の中に入ってきた。

「イッちゃうよ!」

と言う海。

「いいよ…でも動かないでこのまま抱きしめていて!」

彼の体温が伝わってくる。
海を愛してる。
狂おしいほど心も体も彼を求めている。

すぐにイッちゃいそうだと言ったのに、私のほうが先にイッてしまった。
何度かイカされた後、

「海、お願い、イッて…」

と頼んで一緒に果てた。

「誠だけを愛してる!」

といい年をして泣く彼が愛おしい。
何度お互いに愛してるという言葉を口にしたのだろう。

彼の腕に抱きしめられながら、もうお互いの気持ちは十分伝わっていた。
少しぎこちなく、でもいつものように会えなかったときの会話をし、そして、

「口でして…」

との要求に私は海を口で愛した。
少しだけさっきの精液の匂いと味がする。
それを口に含み、彼の弱いところを責め、そして愛おしさを表現した。
彼はイきそうだったのか、くすぐったかったのか、ギブアップ。
そしてもう一度抱かれ、時間になったからホテルを後にした。

3年付き合って、お互いの性格はわかっている。
わかっているのにお互いが素直になれずに意地を張る。
いつもその繰り返し。


子供を不幸にしてまで海を手に入れたいとは思わない。
でも一生愛人のままも辛い。
かといって結婚したいわけでもない。
恋人のままずっといたい。

愛してる…
お互いの気持ちはお互いがちゃんとわかっているのに、素直になればいいのになれない二人。
天邪鬼だから先に彼に言われてしまうとわかっていても黙ってしまう私。

こんなにもお互いのことがわかっているのに、愛しているのにきっかけがつかめなくてこんなに辛い思いをしてしまった。
彼が他の女を抱くことがこんなに辛いなんて思いもしなかった。
もっと平気だと思っていた。

「奥さんをもう抱かないで…」

そういいながら今までの私の過去をここで読んでいた海は辛かっただろうなと思った。
過去と言っても別れている間のことは特に。

この先、きっと何度もこういう喧嘩は繰り返すのだろう。
辛い思いもするだろう。
だけどお互いを愛する限り、別れることはないだろう。
彼の腕の中でそのまま眠ってしまいたいと思ったあのしあわせな気持ち。
あれが私の宝物だと思うから。




ありがとう…

誠のこの日記を読んで僕はまた泣きました…
責める思いはありません…
ただもう一度自分を振り返り、もっと大きくなりたい…
大きな心で誠を受け止めたいと思いました。
また元気で笑顔が素敵ないつもの誠に早く戻ってくださいね!?
その笑顔が見たくて…僕だって毎日頑張って生きているんだから…
愛してます…心から…

by海



初めまして

初めまして。
noriさんのところから来ました。
読んでいて涙が溢れてきました。
誠さんの気持ち、よく解ります。
婚外恋愛の場合は、それぞれのパートナーとの触れ合いは気になりますよね。
私も彼が奥さんを抱いたら~と思うと・・・うー嫌ですね。
奥さんから誘われたら仕方無いけど、自分からは誘わないでって思います。
それより、抱いたことは言わないで欲しいです。
お二人は雨降って地固まるになると良いですね。
頑張ってください!

by mika


mikaさんへ

ようこそいらっしゃいませ^^
先ほど少しだけmikaさんのところにもお邪魔してきました。
コメントは残さずにきてしまいましたが…
大人になってからの恋愛は切ないですね。
今までずっと彼は奥さんとレス状態だったのに、今回の離婚騒ぎで奥さんを抱いたことが私にはとってもとってもショックでした。
やっぱり自分以外の人とは嫌ですよね…
とりあえず仲直りはしてますので私たちは大丈夫です。
またそちらへ遊びに行きますね^^

mikaさん!^^

励ましのコメント、ありがとうございます(^_^)/
mikaさんのブログもちょこっとだけ拝見しましたが、10月に一度削除してしまったとか?
やっぱり彼との喧嘩とかが原因ですか?
でもなんかそういう気持ちわかるんですよね…
僕も誠と喧嘩して、何回SNSを出入りしていることか…(^_^;)
これからも応援よろしくお願いしますね!?

by海




テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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