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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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結局…


今見たらmichiyoのブログは削除されていた。
解析にもmichiyoの足跡があった。
私の記事を見たのだろう。
michiyoはいくつかブログを持っているらしいからそっちできっと色々かいているんだろうけど私は他は知らないから。
見えなきゃいいし、ここも見てもらいたくない。

ここでバトルが終わるのか、それとも向こうからまた脅しを仕掛けてくるのかは右○次第。
michiyoは右○の言うことは何でも聞くから。
自分で考えることができない人間だから。

あれほど私とメールをやり取りして私という人間をわかったかと思ったのに、右○の一言、右○のキス一つで右○の言うことが真実になってしまう。

今まで生きてきて色々な人間を見ている。
子供がいて40歳直前なのに自分で考えられない人間を初めて見た。

できるならば、michiyoが自分の頭で考え、自分の足で歩ける人間になってくれれば、それがきっと私の中で終止符を打つとき。
右○の言いなりならばそれはそれでかわいそうだと思うしかないだろう。



不気味なのは右○が何も言ってこないこと。
言いたいこと、いつものように脅したいことは山ほどあるだろうに。
きっとここを見ながら俺はこんなことは言っていないとmichiyoに言い訳をしているのだろう。

私が前に使っていたハンドルがある。
すごく気に入っていた。
それをやめたのは、右○と一緒に考えたハンドルだったから。

きっと私がいなくなっても、同じようにおもちゃになる人間を探し、同じように傷つけていくのだろう。

反面教師。
私はそうならないようにしたい。
例え愛する海が白と言っても自分が黒に見えるならそれを信じていたい。
愛すること、信じることの意味を履き違えないでいたい。

彼と別れていた数ヶ月の間にあった出来事はこれだけではなかったけれど、これが引き金で別れたことは事実。

その後にあったのは私が彼と知り合う前に付き合っていた人と少しだけよりが戻り、遊びの関係と割り切った上で体の関係を数回持ったくらい。
その彼が潮を噴かせる名人だっただけ。

海が引っかかっていたのは、潮を噴かせたことと、私がその彼のことを好きで好きでしかたなくなっていたから。
その当時、海と戻ることにはなったけど、戻りたくて戻ったわけじゃない。
その彼が、戻りなさいと背中を押したから。
辛くて切なくて悲しくて、泣いた…
友達

「嫌いになれたら楽だよね」

と言われまた涙。
それくらい好きだった人。

時々思い出すこともあるけれど、もうあのときの感情は残っていない。
その人と一緒にいて付き合ったとしても、私の全てをわかって受け入れられない人だとわかっていたから。
だからきっと割り切ったそのときだけの付き合い。
後から虚しさだけが残る、そんな付き合い方しかできなかったと思う。

海と3ヶ月別れ、そして復活して、でも心も体も本当に元に戻ったのはやっぱりカップル喫茶でマスターが潮噴きを伝授してくれたとき。
愛しさが込み上げてきた瞬間だった。

人間はわかりあうのは難しい。
彼と私は違う人間で、違う環境にいる。
だから私が考えていることを彼に理解してもらうことは無理だってことはわかっている。
なのに今回はmichiyoのことで当り散らしてしまった。

彼は

「俺は信じてくれ」

と言ったけど、信じてる。

私が聞きたかったのは

「わかってやれなくてごめん」

その一言だったのにね…

暗い話が続いちゃいましたが、これで多分復活できると思います。
たまにはエロくない話もいいかも?
いや、これは重すぎたか?



テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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