二人で読む物語　海へのやきもち

海へのやきもち

2003/09/02 二人の過去コメント : 0

海が本名を明かしてくれて付き合うことになっても、私は海が本気だとは思えなかった。
今までの男がみんないい加減だったし、海もそこそこ遊んでたことは知っていたから。

海も私もお互い配偶者がいる。
私の旦那は多分初体験の相手が私。
だからSEXを知らないというか、女性というものを知らない。
多分、付き合ったこともなかったんじゃないかと思う。
今思うと、私が焦って結婚したかっただけ。
付き合っているときから旦那のSEXに満足したこともなければ逝った事もなかった。
だから結婚して３年してからずっと拒否したまま。
旦那は相手が私だろうと誰だろうと、同じ抱き方しかしない。
自分が満足すればいい。
色々なことが重なって、旦那を拒否し続けて今に至る。

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海の奥さんはSEXやエッチなこと全般に対して嫌悪感を持っているらしい。
だからエッチ大好きな海は満足できなかったと言うか、奥さんがあまりしたがらなかったらしい。

私と付き合ってからも、怪しまれるから奥さんとはしていいと言っていたのに奥さんに迫ったら「いい年をして（そういう行為はもう）恥ずかしい」と拒否られてそのまんま。

いい年ってまだ若いのに。
だから楽しみたいことができない海と楽しさを知らない私が出会ったのは必然だったのかもしれない。

海は付き合い始めても自分のサイトは続けていた。
そこの掲示板には彼目当ての女性が沢山書き込みをしていた。
彼女と言えない私。
本当はサイトもやめてほしかったのに。
しかも２度目のデートのときに彼から出た言葉が「昔付き合った彼女と似てる」と…
私はその彼女の代わり？

もう全てが信じられなくて、海に八つ当たり。
好きだったからやきもちを妬いたんだと思う。
愛されたと思ったのにそうじゃなかったの？
今までの男たちと同じだったの？　

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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