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海(♂)

Author:海(♂)
二人の出会いから、別れに至る…切なくも激しいラブ・ストーリー

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撮影④


親父の病気が発覚し、親父のアッシークンであちこちに挨拶回りをしていたのはこのころだ。
付き合いの広い人だったので、結構大変だった。
「余命宣告」までされているのだから、それまでにあれもしておきたい、これもしておきたい…
あそこへも、ここへもお礼の挨拶に行きたい…
そう思うのは当然のことなのだが、そのために時間を拘束されるのは結構僕にとっては切なかった。

そんな忙しさの合間を縫って、この日も僕らはデートした。




朝からのお籠もりデート…

この日入った部屋が、たまたま鏡のある部屋だったので、変に僕は昂奮してしまった!゚

撮影といっても、三脚をセットしてリモコンなどで撮影していたわけではないから、いつも手持ちでの撮影で、そうするとどうしても撮れる絵には限界があった。
それが鏡があるおかげで、いつもは撮れないアングルで写真が撮れる…

本当は愛を確かめ合うはずの行為が、いつの間にか僕の頭の中にある「いい写真」を撮るための行為になってしまっていた。
でも誠は僕が喜ぶことだからと、そのことを我慢していたのだと思う。
僕には僕なりの思いのあることなのだが、それは誠にとって僕の我が儘=身勝手以外の何ものでもなかったのだろう。

僕は知らぬ間に、誠に多くの我慢を強いてしまっていたのだった…






テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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