親父の入院とその付き添い…
当然のことにそれは僕の生活の中で大きな比重を占めることだった。
その上このころ、仕事の上でも大きなことがあり、さらに追い討ちをかけるように一つのトラブルを抱えていた。
その対応のために休日出勤をしていたこの日、彼女が仕事先へランチを届けてくれた。
人目をはばかって、僕が外へ出て行きそこでそっと渡してくれたランチボックス…
今となっては本当に懐かしい…
でもそうでもしなければその頃会うことはかなわなかった…
僕は心から彼女に申し訳ないと思っていた。
テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト