二人で読む物語　別れの予兆…その③

別れの予兆…その③

2007/12/17 海の日記コメント : 0

きっと、まだ眠っているのだろう…と思ったものの、夕方になり夜になっても彼女から返事は来ない…
彼女が何を考えているのか分からない不安から、僕はまた次のメールを送った。

「もしもし…大丈夫なの？」

約１時間後返事が来た。

「うん」

その前のメールでした質問への返事は？

いろんなことが頭に浮かぶ…
メールじゃらちがあかない…

そう思った僕は、

「話せる？」

と送った…

返ってきた返事は…

たった一言…

「ほっといて」

だった…

僕の頭の中で、ぷちんと音を立てて何かが切れた…

いろいろあって大変なのは分かる…
体調もよくないのだろう…

でも…

心配している僕の気持ちがなぜわからない！？

たった、一言…

「大丈夫だから心配しないで…」

とか、

「今はちょっと話せる状態じゃない…ごめんね…」

とか言ってくれればいいのに…
どうしてそういう一言が相手を傷つける、悲しませるって分からないのだろう？

彼女の生死を心配し、彼女の家庭の状況を心配し…
彼女が家を出て楽になれないかと考え…
そのために自分はどうしようか考え抜いて覚悟を決めて…

そして夜もほとんど眠れなかった自分は何だったんだ？

こういうのは自己満足だって言うのか？

腹が立った！

去年の今日

テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト

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