普段は忘れているけれど、忘れようとしているけれど、
時々無性に憎しみの感情がわいてくることがある。
何がきっかけということはなく。
私たちが何をしたの?
私たちは間違ってない。
どうしてこんな風になったの?
誰に問えばいいのかわからなくなる。
殺したいほどの憎しみ。
自分のことしか考えていない男と女。
金と地位と名誉と自分。
それしか考えていない。
なのにお互いが愛されてると思っている哀れな二人。
自分たちがしあわせなんだからほっとけばいいさと言われても、
あのとき味わった屈辱が憎しみの感情を生む。
偽善者たちが自分たちの正当性を訴えているだろう団体。
秘密結社。
もう一度警察が入ればいい。
そう思う。
どうやっても消えることのない憎しみと哀しみ。
持って行き場のない苛立ちが…
殺意へと変わっていきそうな気がする。
テーマ : 愛の軌跡
ジャンル : アダルト